2020年に採用された公立小学校教員の採用倍率が、13自治体で2倍を下回りました。全国平均は2.7倍で、過去最低です。民間企業の就職状況が好調だった19年度と1991年の2.8倍を下回り、調査の開始以来、最も低い結果となりました。教員の大量退職期が続き採用が増えた一方で、学校現場の長時間労働などを嫌って民間企業を目指す人が増えたことが要因と見られています。