知っ得豆知識

知っているようで知らない、知っていないと困る、知っていると便利

カテゴリ: 時事ニュース

 2022年の自殺者数は2万1881人で、2年ぶりに増加しました。児童・生徒(小中高生)の自殺者数は統計のある1980年以来、過去514人になりました。コロナ禍以降、顕著な増加がみられ、この3年間で3割増えました。(14日、厚生労働省の公表による)
  自殺者の全体では、男性が1万4746人(前年比807人増)、女性が7135人(同67人増)でいずれも増えました。男性は09年以来の増加。女性は3年連続で増えました。

 2022年に生まれた子どもの数(外国人を含む出生数)は79万9728人。統計のある1899年以降、初めて80万人を割り込みました。厚生労働省が28日に公表した22年の人口動態統計(速報)で明らかになりました。
 国内生まれの日本人に絞り込んだ出生数(概数)は6月に公表されますが、厚生労働省は76万台になる可能性が高いとみています。国立社会保障・人口問題研究所の推計(17年)では、国内の日本人に限った出生数が76万台になるのは、34年と見込んでいました。それより12年早く少子化が進むことになります。

 朝日新聞社では18,19日、にジェンダーをめぐる法整備について世論調査を行いました。同性婚を法律で「認めるべきだ」は72%と多数で、「認めるべきではない」は18%でした。LGBTなど性的少数者に対する差別を禁止する法律は「つくるべきだ」が51%、「つくる必要はない」が39%でした。

 日本銀行黒田東彦(くろだはるひこ)総裁が退任して、経済学者の植田和男氏がその後を継ぐ見通しとなりました。黒田総裁は異次元の金融緩和を10年にわたり主導。バブル崩壊後のデフレからの脱却を目指しました。しかし、異例の手段を駆使した金融緩和は行き詰まり、日本経済は低成長から抜け出せずに「失われた30年」とも指摘されています。新総裁の手腕に期待したいところです。

 2022年の自殺者が2年ぶりに増え、2万1584人(速報値)となりました。(厚生労働省が20日公表)前年より577人(2.7%)多く、男性は13年ぶりに増加しました。男性は前年より604人増え、1万4543人。女性は前年より27人減り、7041人でした。

↑このページのトップヘ